Wiredに興味深い記事があったので、一部転載します。
人工知能やロボットが単純労働の現場に浸透するなか、人間が置き換えられないためには何をすればいいのか。米ブルッキングス研究所が調査したところ、労働力の底上げと雇用改善に有効だったのは、Excelに代表される表計算ソフトやOfficeなどのデジタルスキルを向上させることだった。Wired ロボットに仕事を奪われないようにする方法、それは「Excelの使い方」を学ぶことだった:米研究結果
将来、AIやロボットに職を奪われるというのはよく聞きますが…実際そうなるのはいつかわかりませんが、まだ10〜20年後先でしょうか、そうすれば今仕事にありついている人は大丈夫かも。
「万人にプログラミングを教えるのが、それほど優れた解決策だとは思いません。あまり魅力的には思えないでしょうが、わたしたちはもっと地味で日常的なソフトウェアを使いこなせるようになるべきです」と話す。
中略
人間はオフィスソフトやプログラミング教育に加え、機械が習得するのが最も難しいとされる創造性や心の知能(Emotional Intelligence=EI)を伸ばす努力をする必要があるというのだ。Wired ロボットに仕事を奪われないようにする方法、それは「Excelの使い方」を学ぶことだった:米研究結果
私が会社の後輩に指導するなら、こんな感じです。
- まずExcelの基本機能のうち、使用頻度の高い機能を無意識に使えるようになること。
- ウェブを調べながらでもいいので、VBAでプログラミングできるようになること。
- 簡単なレベルでも良いので回帰などの統計学、マルコフなどのOR手法で問題を解決できること。
- その他、問題解決・アウトプットのため、CAD,GIS,その他オフィスアプリケーションをある程度使えること。
- 一番大事なことは、こんなことを他人に言われなくても、自分でやろうとすること。