MacのParallels上で動かしているWindows10環境もOffice2013からOffice365のバージョン2016に移行しました。
仮想OS上ということで,若干動作が遅く感じるので,少しでも体感速度早くするよう,Officeのアニメーションを切ることにしました。
このアニメーションはOffice2013から導入されています。例えば,Excelで違うセルをクリックして選択したときのアクティブセル(緑色の太枠線)が移動するときもアニメーションするようになりました。
その他,ドロップダウンリストが開くときもスルッとアニメーションします。
このようなアニメーションを止める方法は以下の2通りがあります。
Windowsのアニメーションを止める
Windows10の「スタートメニュー」ー「設定」ー「簡単操作」ー「その他のオプション」を開きます。
「Windowsでアニメーションを再生する」がデフォルトではオンになっていますので,これをオフにします。
これも一つの方法ですが,OfficeだけでなくWindowsのスタートメニューなどすべてのアニメーション効果がなくなってしまいます。
レジストリを追加する
上記の方法では味気ないので,Officeのアニメーションだけを止めたい場合は,レジストリを操作します。
スタートメニューから regedit を検索して起動します。
アラートが出る場合がありますが,そのまま起動します。
\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Common に新規キーを追加し,”Graphics”という名前にします。
そういえば,以前も似たような記事を書きましたが,Office 2013の場合は,16.0を15.0と読み替えてください。
追加したGprahicsに,新規DWORD(32ビット)値を追加し,”DisableAnimations” という名前にします。
その値を1に変更すると,アニメーションが止まります。
もとに戻したいときはこの値を0に戻します。