路面性状調査結果を見える化!

以前紹介した方法を応用して,路面性状調査結果をGoogle Earthにプロットして見える化するアドインを作りました。ニーズはあまりないと思いますので有償にて配布致します。

動作環境

導入方法

ダウンロードしたxlamファイルを実行すると,一時的なアドインとして使用可能となります。また,「ファイル」−「オプション」−「アドイン」メニューから組み込むことにより,常時使用可能なアドインとなります。

このアドインが使用可能となると「見える化」リボンが有効となります。

使用方法

路面性状調査データのファイルを開きます。様式は問いませんが,路線情報として「路線名」「起点(距離標)」「終点」が連続した3列,緯度経度を示す「起点緯度」「起点経度」「終点緯度」「終点経度」が連続した4列,路面性状調査結果の「ひび割れ率」「わだち掘れ量」「IRI」が連続した3列となっている必要があります。このような列の並びになっていない場合は,先に整形しておきます。

リボンメニューのボタンをクリックすると,見える化のための設定ダイアログが表示されます。

路面性状データ・位置情報

「路線名」「起点(距離標)」「終点」のデータ範囲を指定します。Excelの標準グラフのデータ範囲を指定するのと同様の方法です。VBAではRefEditコントロールを用いています。

同様に,緯度経度を示す「起点緯度」「起点経度」「終点緯度」「終点経度」,路面性状調査結果の「ひび割れ率」「わだち掘れ量」「IRI」を指定します。

緯度・経度のフォーマット

10進法の数字,60進法表記から記号を除いた数字(ddmmss.s),文字列としての60進法表記(dd°mm′ss.s″ 記号は全角)に対応していますので,いずれかを選択して下さい。(度分秒の記号が半角の場合,全角に置き換えておいて下さい。)

60進法表記から記号を除いた数字(ddmmss.s)は下図のようにセルの書式設定でdd°mm′ss.s″と表記されていることがあるので注意して下さい。 (あまり使われることはないかもしれませんが,国交省の総点検の様式がそのようになっています。)

しきい値・配色・描画設定

ひび割れ率などを見える化する際,健全性の状態の良いところを緑色(安全色)〜悪いところを赤色(危険色)として5段階に塗り分けるので,そのしきい値と色を設定します。

色の部分をクリックすると色を変更できます。

描画設定は線の太さ(1~25px),線の透過度(0~100%)をスライダで設定します。描画結果を確認しながら調整して下さい。

また,ひび割れ率,わだちぼれ量,IRIのうち,プロットするデータをラジオボタンで選択します。

設定完了後,「OK」をクリックすると,路面性状調査のExcelシートと同じフォルダにkmlファイルを作成し,Google Earth Proで開きます。(あらかじめ,Google Earth Proをインストールしておく必要があります。)

線の部分をクリックすると路面性状データなどがポップアップで表示されます。(サンプル図の路面性状データはランダム値で,実際の舗装の状況ではありません。)

Google Earthの方の説明になるので詳細は割愛しますが,Excelにより作成されたkmlファイルは「保留」の中に入りますので,残しておきたいものは「お気に入り」へフォルダをつくって移動するなど,適宜工夫して下さい。

作成されたkmlファイルは,地理院地図で読み込むことも可能です。

gsimaps

Google Earth,地理院地図とも,ひび割れ率,わだち掘れ量,IRIをすべて表示させると色が重なるので,チェックマークにより選択して表示を制御して下さい。

ダウンロード

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