以前から受けようか迷っていたVBAエキスパートですが、年度末の業務も落ち着いたので、最近受験し、無事合格しました。区分はベーシックは飛ばしてスタンダードです。
公式サイトの「VBAエキスパートとは」のページによれば、Excel、Accessのマクロ・VBA(Visual Basic for Application)のスキルを証明する資格とのことで、リンク先の公式サイトによればメリットは以下のように挙げられています。
- マクロ・VBAスキルを客観的に証明
- 対策学習が実務力に直結
- 業務や作業効率が向上
- 就職・転職時の実力アピールに
- 取得結果をスピーディに活用
- 雇用メリットにより採用も有利
私の場合ですが、転職は今のところ考えていないので4.〜6.は該当しないでしょうか。3.は資格取得の有無に関係なく、マクロ・VBAを活用することができます。1.については、私の会社ではこの資格を特に評価しないと思いますし、もちろん報奨金や資格手当なども出ませんし受験料も自腹です。
ところで、アマゾンの購入履歴を見てみたところ、公式テキストを購入したのが2012年12月だったので、この資格を取ってみようかな…と考えてから2年以上放置していたことになります。
前述のようにあまり私にとってメリットの少ないこの資格ですが、長年放置していたのに、なぜ今回取得したかというと、上記の中では2.に近いでしょうか。その他では、公式サイトのコラムの「岩田部長の気がかり」にあるように、VBAを体系的に理解している必要があると考えたためです。
VBAの体系とは、Excel VBA Standardの試験項目でいうと、次の10項目のようです。
- プロシージャ
- イベント
- ステートメント
- 関数
- エラーへの対処
- APIとOLEオートメーション
- 変数と配列
- レジストリの操作
- ファイルの操作
- ユーザーフォームとメニューの操作
その他にも細かく言えば、アルゴリズム、クラスモジュール、グラフとの連携、ピボットテーブルとの連携、データテーブルとの連携、Accessとの連携、Webとの連携、XMLデータなどがあると思うので、ベーシック、スタンダードの上にもう一つ上のランクがあってもいいかもしれませんね。
実際に試験勉強してみると、これまで業務の中であまり使わなかった内容がやはり苦手な分野となっており、テキストファイルやCSVファイルの読み書きのところなどが模擬試験でもよく間違えていました。
次はAccess VBAスタンダードを取って、スタンダードクラウンを目指したいと思います。