MacのParallels上で動かしているWindows10環境もOffice2013からOffice365のバージョン2016に移行しました。
仮想OS上ということで,若干動作が遅く感じるので,少しでも体感速度早くするよう,Officeのアニメーションを切ることにしました。
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Office 2016 for Windowsも登場
先日,mac版が先に出ましたが,Windows版も少し遅れて9月21日に登場しました。Mac版と同様,先にOffice365版がインストール可能となり,製品版は後ほどリリースとなるようです。
早速インストールしてみましたが…アカウントページでインストールボタンをクリックするだけであっけなく終わってしまいました。
Office365のライセンスはMacもPCも2016になりました!
軽く起動だけしてみたところ…プレビュー版も触りましたし,Mac版も入れましたし,何よりも2013とあまり大きく変わっていないので,おぉっ!となることもなく。
Excelのデフォルトフォントが「游ゴシック」になっていました。一方,Mac版はMS Pゴシックとなっていましたが,この辺りはなぜ揃えなかったのか。
アンインストールした2013に入れていたせいかもしれませんが,デフォルトでPower Mapが使えるようになっていました。もう少し融通がきく機能であればもっと積極的に使ってみたいのですが…
Office 2016 for Mac が突如発表!?
まずはOffice 365ユーザー向けだそうです。しかしながら,今日リリースされるという情報は全く知らず,さかのぼって調べてみても発表日のアナウンスはない模様。夏頃発表という記事をかろうじて見つけました。
早速インストール
以前ベータ版を入れてみたので,雰囲気はわかっていましたが… ライセンスがまだ一つ余っていたので早速入れてみました。
外観
まず目につくのはリボンの違い。「ページレイアウト」だったものが「印刷レイアウト」に変わっています。「ファイル」もありません。
機能
すぐに全てを確認はできませんが…リボンのツールバーを見る限り,Excel 2013でできたことは大体できそうです。
以下,確認したことです。(想像も含みますが…)
- VBAはある程度互換性があると思われるが,Win32APIやIEはもちろん使えないでしょう。
- ゴールシークも使えるし,ソルバーアドインもあるようです。
- Power PivotやPower Mapもやはり使えないようです。
- 必要ないと思いますが,セルの目盛線の色を変えられるようです。
- リボンのグループタイトルの表示/非表示が選択可能
使い込んで,また何かわかったらレビューします。
Office 2016 Preview が一般公開されたのでExcelを見てみました。
Office 2016 Preview が一般公開されました。
詳細やダウンロードはIT Mediaの記事をどうぞ。
変更点を詳しく知りたい場合は,英語ですが,Office Blogをご覧下さい。私もサラッとしか見てませんが…
インストールしてみました
使用中のOffice 2013をアンインストールするのは支障が生じるので,MacBook Pro Retina の Parallels Desktopに新しくWindows 10 Insider Preview build 10074をインストールし,そこへOffice 2016をインストールしました。メニューなどはまだ英語のままです…
自宅のMacについては今年の秋にはこのような環境になっていると思いますが,会社の方はしばらくはWin7+Office2013のままでしょうね。
ぱっと見て気付いた点
外観の見た目はほぼExcel 2013です。Officeテーマは今まで,白,薄い灰色,濃い灰色の3つでしたが,Colorful, Light Gray, Medium Gray, Dark Gray, Whiteの5つに増えていました。Colorfulを選ぶと,上の画像のように,タイトルバーからリボンのタブまで緑色になります。
リボンの一番右側にTell Meという検索窓があり,Excelの関数や機能をすぐに調べることができるようになっています。なお,現時点では日本語に対応していません。
データ分析が素早く簡単に
Office BlogのData analysis made faster and easierのところが気になりますので,部分的に簡単に意訳してみます。
- ワンクリックで予測 ワンクリックでデータ系列の将来予測を作成
- 直感的なデータ接続・整形機能 パワークエリの統合により,Excelがあらゆるデータを分析可能なワークスペースに
- 簡単なデータモデリングと強力な解析 改良されたパワーピボットにより,ドラッグ&ドロップでデータモデルを構築し,データセットをマッピング
- Microsoft Power BI Previewに公開 Power BIのユーザーにあなたのExcelブックを簡単に公開・共有が可能。
- 新しいグラフ ツリー図,サンバースト,滝グラフ,箱ひげ図,ヒストグラム,パレート図などで新たな表現
いずれも魅力的な機能ですが,万人に使いこなせるか,旧バージョンとの互換性などが課題になるでしょうか。